大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

プレイバック少船(18)

今日から彼岸に入りました。そして明日からはまたまた3連休です。
運動会や体育大会を開催する学校もたくさんあるんじゃないでしょうか? みんな頑張ってね!!
私は、たまった仕事のことを気にしながら、休みを過ごします。



3日目/7月28日

大分の塔につづいて訪問したのは「ひめゆりの塔」だ。




太平洋戦争が終わりに近づいたころ、中学生年代の女子がここで兵士たちの看護を請け負う、「ひめゆり学徒隊」を務めた。米軍の侵略が激しくなると、多くの生徒たちが集団自決をした。
ひめゆりの塔は、少船の団員と同じくらいの歳で犠牲になった女の子たちの遺骨を集めてここに祀ったものである。



隣接する「ひめゆり平和祈念資料館」



ここで私たちは、元ひめゆり学徒隊の方から、当時の話を聞いた。




生々しい体験談、そして二度と戦争をしてはならないと強く語るおばあさんに、
団員たちは30分間、ひとことも言葉を発することなく聞きいった。



つづいて資料館の展示コーナーを見学。
一度に300人が見学するので、他のお客様の迷惑にならないように順路を考えて見学。




犠牲となったひめゆり学徒隊と先生227名の遺影が壁に掛けられている。
それぞれが精いっぱい生きた証であるという。





生存者の手記を読み始めると、自然と涙があふれてしまう。

こんな悲しい出来事を二度と繰り返さないように、団員一人一人が心に強く誓った。