大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

少船プレイバック「33の笑顔」(13)

近くの小学校で運動会が行われました。おだやかな天気で良かったですね。

では、少船プレイバックを続けます。

2日目/7月28日

「ふじマリンピック2012」は、綱引きだけではない。
そのほかにも3つの会場で、研修メニューが行われていたのだ。
全部で28の班を7班ずつ4グループに分けて、移動を含め30分ごとに4か所でさまざまなプログラムを体験する。
私たちスタッフの先輩方は、約550人の団員をどうやったら無理なくヒマなく、体験させることができるのかを、
本当に綿密に考えていらっしゃる。
その活動マニュアルを、私たちは受け継いでいるのだ。

レッスンタイムでは、今成佳奈さんが歌唱指導。
「ともだちになるために」の歌と手話、「ふるさと」と、沖縄の歌「てぃんさぐぬ花」を練習した。




ロープワークでは、ふじ丸の船員さんたちがロープの結び方や遭難したときに助かる方法などを指導。
役員で乗船したみなさんも、長年の経験で優しく教えてくれた。




ころポンレースは、副班長さいころを振って、出たアイテムを使って二人組で風船を運ぶというレースだ。
写真では太い棒だが、中には小さなペン2本で運んだペアもいた。




約2時間のふじマリンピック2012が幕を閉じたころ、ふじ丸はすでに沖縄本島の中央部まで来ていた。
昼食の待ち時間を利用して、A/B各グループは、防災について学んだ。
特別講師で乗船した大分県防災アドバイザーの甲斐正司さんが、阪神淡路大震災東日本大震災から学ぶべきことを話してくださった。




昼食後の班タイムは、「食について考える」時間だ。
班長や副班長が事前に準備してきた資料を使いながら、食事をするときに気を付けることを学習した。



これは、少年の船の参加者が食事マナーが良くないという意見が以前からあったため、
研修中にもしっかり学習して、そして実践にいかそうと昨年から取り組みを開始したものだ。
しかしながら、これは各家庭でしつけておくべきものであると思う。

そんなこんなで、いよいよ沖縄那覇港に入港だ。