大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

広瀬知事に報告

午後、県庁へ「帰県報告」に行ってまいりました。
県庁の知事室の隣の応接室で、広瀬知事さんとお会いしました。



参加者は、後藤団長、田代班長(2班)、川野副班長(17班)、板井さん(2班)、山崎君(17班)、私と県関係のスタッフのみなさんです。



後藤団長と私が本研修の報告と知事へのお礼を述べました。

そのあと、4人がそれぞれ感想を話しました。
まずは、班長の田代さん。



班員や副班長で乗船したときにあこがれて班長になった。
思っていた以上の大変さがあったが、想像以上の感動や嬉しさがあった。
自分にとってプラスになることばかりで、少年の船に参加してとてもよかった。
これからはもっと積極的にいろんなことに挑戦し、いろんな人と接して、
いろんな考えに触れていきたいと思った。
失敗をしても、自分が一生懸命にやったことに対しては、後悔はしないんだなと思った。


次に副班長の川野君。



団員で参加したときに班長や副班長が優しくて頼りがいあってカッコ良くみえたので、
自分も挑戦してみたいと思っていた。
船酔いの班員が多く、心配をした。
班員をまとめることだけを考えていたので、班長のサポートができなかった。
沖縄の文化にふれ、青い海で泳ぎ、国際通りでみんなと買い物ができた。
大分県内にたくさんのともだちができた。
これからも学校生活に活かせるようにがんばりたい。


団員を代表して、最初に板井さん。



5日間も家族と離れて不安もあったが、いつもあたたかく見守ってくれる班長がいて、
班が一つにまとまってみんなと仲良くなれた。
沖縄では地元の人たちとふれあったり、戦争のことについて学んだ。
船内ではファイナルパーティーが一番楽しかった。
次は、班長や副班長として乗りた、団員たちを最高に楽しませたい。


次に、山崎君。



心に残ったのは、大分の塔で花束や千羽鶴をささげたこと。
石碑にきざまれた名前をみて、命の大切さを感じた。
ひめゆり学徒隊の方の話を聞き、昔の人がどれだけ戦争に苦しんだか、
今の平和がどれだけ幸せかというのがわかった。
おろかな戦争を二度と起こさないように、いろんな人に伝えていきたい。
班員と助け合い、支え合いながら過ごした経験はとても大切な宝物。
班長になってまた参加したい。


引率の保護者のみなさんからもご意見を伺いました。



班長の役割は大変だったらしいが、成長して帰ってきたのがわかった。
大変貴重な体験をさせていただいた。班長や副班長になりたいと言ってるので、続けていただきたい。
強くて優しい青年になってほしいと思ってるので、少年の船はとても貴重な体験だった。
私が行きたかった。いろんな経験をさせたいので、ずっと継続していただきたい。


続いて、28の班が船内で書いた知事さんへの手紙を、班長の田代さんが知事に手渡しました。



知事さんはこう話していただきました。



おかえりなさい、おつかれさまでした。
団長、運営委員長をはじめスタッフのみなさんの、ボランティアとしてはあまりにも重い責任を持って、
無事に終えてくれたことに感謝します。
班長さん、副班長さんに志望して乗船してくれたことに感謝します。
高校生や中学生が、班員たちに実のお兄さん・お姉さん以上にきびしく、そしてやさしい心で統率を取っていただき、
ルールを守らせながら、楽しく、安全に過ごすというすばらしい雰囲気を作っていただいて、感謝します。
団員のみなさんが、乗船のときからイベントがあるたびに、人が変わったように成長を遂げているのを見るのが楽しみです。
今回は、食育の学習も実施して、食事マナーも向上したのではないかと思います。
みなさんのそれぞれの立場のがんばりに、感謝します。ありがとうございました。



最初は緊張していた報告会も、自分の発表が終ると緊張もほぐれ、和気あいあいと時間が流れていきました。

知事さんと一緒に記念写真を撮って、報告会を終了しました。