大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

知事さんに報告

今日は県庁へ「帰県報告」に行ってまいりました。

参加者は、後藤団長、園田班長(15班)、橋本副班長(24班)、渡邉さん(2班)、松井君(15班)、小野さん(24班)、私と県関係のスタッフのみなさんです。

午前11:30 県庁知事室の隣の、第一応接室で待っていると、少年の船名誉団長の広瀬知事さんが入ってきました。



堤副団長(私学振興・青少年課長)の進行で、まず後藤団長が、

600人の団員が4泊5日の研修を無事に終えたこと。
知事さんには「ヤングスタッフのつどい」や「ふじマリンピック」などで、子どもたちと触れ合っていただいたことに対し、
感謝のことばを述べました。
また、スタッフみなさんが、どんな問題に直面しても、誰一人として「困ったなぁ」と口に出さず、一つのことに向かって取り組んでいた姿勢に感謝したいと付け加えてくれました。




つづいて、私、運営委員長が、

今回は天候にも恵まれ、全てのプログラムが順調に消化できたこと。
スタッフが不眠不休で子どもたちのためにがんばってくれたこと。
班長・副班長・団員たちが目標を持って5日間を過ごし、見違えるように成長できたことを報告しました。


次は、園田班長さん。


小6のときに参加し、自分を大きく変えることができたので、今回は班長で乗船することに決めました。
1日目のヤングスタッフのつどいでは、大学受験をひかえた自分にとって知事さんから貴重な話を聞くことができました。
大学に進学して卒業したら、リーダーとして戻ってきたいと思います。
つかれたけどとても楽しい少船でした。


次は、橋本副班長さん。


団員のときにお世話になった副班長にあこがれて今回応募し、団員たちに最高の夏をプレゼントしたいと思いました。
班長の仕事は大変だったけど、団員や副班長たちと過ごしたすべての時間が楽しくて、達成感を味わいました。
この感動を大人になっても忘れず、世界をまたにかける仕事をして人のために役立ちたいと思います。
少船に関わっているすべての人に感謝します。



次は団員代表の渡邉さん。


大きな船に乗れて、班行動や生活をしたのは初めてでした。
沖縄の海で泳いだり、国際通りで買い物ができてとても楽しかったです。
ひめゆりの塔や大分の塔でとても勉強になりました。
行きも帰りも酔いました(笑)
少年の船に乗せていただいて本当にありがとうございました。
(渡邉さんのご家族は、福島県から別府市に来て生活をしています。)


松井君。


長い間家族とはなれて不安でしたが、船の中の生活はとても楽しくて、みんな昔からの友達のようでした。
沖縄では戦争のことを学び、悲しくておろかな争いだということが心に残っていて、絶対に戦争を起こしてはいけないと思いました。
5日間で大きく変われたと思います。次は班長や副班長で参加したいです。


小野さん。


友達をたくさん作りたいと思い応募しました。
5日間はとても楽しく、勉強になる研修でした。
家族と離れていて、家族の大切さがわかりました。
たくさんの友達ができました。
中学生になったら副班長として参加したいです。



団員の保護者からは、

こんな機会を作っていただいて感謝します。
大きな行事のために、ものすごい準備と努力が必要だということが実感できました。
大在に住んでいて、子どもが小さい頃からいつかはふじ丸に乗せてあげたいと思っていたので、今回家族で喜びました。
少船がずっと続いてリーダーで乗ってもらいたいです。
お父さんがさびしがっていました(笑)
団体生活を経験できて、これからの生活に役立つと思います。
少年の船にご招待いただいてありがとうございました。
出迎えは兄の卒業式(福島県)で行けなかったのですが、娘に会って大きく成長していたので良かったと思いました。




知事さんから、私たちに次のように話していただきました。


みなさん今日はようこそおいでいただきました。
私も2日間参加し、大分に帰ってからもブログで様子を拝見していました。
大在港に帰ってきて、団員たちと別れを惜しみ、再会を誓い合ったと聞きました。
こんな事業ができたのも、団長をはじめスタッフのみなさんのおかげと、
乗船前から何度も打ち合わせに努力した班長さん、副班長さんの努力に心から感謝します。
みんなが元気いっぱい成長して帰ってきたことが何よりもうれしいです。
少年の船はこれからも続けていきたいと思います。

とってもうれしい、励みになるお言葉をいただきました。




そして、各班で書いた知事さんへのお礼の手紙を、班長の園田君が知事さんに手渡しました。
また副班長の橋本さんは、少船レポートを書いた中学校の新聞を渡しました。
知事さんは、「ゆっくり読ませてもらいます」と言って受け取りました。


最後に記念写真を撮って解散しました。



少年の船から一週間たちましたが、みんなステキな笑顔でした。