大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

いよいよやなぁ〜

少船ブログを書いてる運営委員長の中野です。

出港まで、残り1日となりました。
みなさん、心・体・荷物の準備はできたでしょうか
私も、今日、個人の荷物と、係の荷物を準備しました。

スタッフと、高校生班長は、7月26日(火)18:00に一足早くふじ丸に乗り込みます。
班長や団員のみなさんが27日(水)の早朝にやってくるので、事前準備をするわけです。


それでは、これまでの事前研修会を振り返ってみたいと思います。
今年の春、正式に少船スタッフとして動き出してからちょうど4ヶ月がたちました。

最初は、運営委員やリーダーの募集から始まったのですが、
今回は、予定していた運営委員がどうしても参加できないといこともあり、悩んだあげく、
昨年参加者のリーダーを運営委員になってもらうようにお願いしました。




4月28日、1回目の運営委員会
5月20日、2回目の運営委員会


両日とも午後6時から県庁で開催。
仕事を終えてへとへとの運営委員が、県内各地から集まった。
マニュアル原稿も急ピッチで作成した。


5月28〜29日、1泊2日のリーダー研修会を開催。



ゆふの丘プラザに集まった若きリーダーたち。少年の船について、ゼロから説明を受けた。
係発表にドキドキしながらも、決められた係会議では、早くも少船モードに突入。




何もわからないままに参加したリーダーたちが、2日間の研修を終え、顔がちょっぴりリーダーっぽく見えた。


6月12日、県庁会議室で班長(高校生)・副班長(中学生)の研修会。



初めての顔合わせ。
過去の乗船経験者もいるが、班長・副班長としては初の任務。




少しぎこちない出会いだったが、午後には同じ班長・副班長・班付リーダー同士で、会話もはずみだした。
でも、次の総合事前研修会でちゃんと説明ができるか・・・正直、不安だった。


7月3日、大分銀行ドームを貸し切って、1000人を越える大規模な総合事前研修会を行なった。
小学校5・6年の団員480人と保護者のみなさんに、各係からの説明が続く。



その後、各班に分けての班別研修。
班長・副班長が、ド緊張の中、声を張り上げて仲間作りに必死だった。





少しずつ笑顔が見えてきた。
おつかれさま、班長・副班長のみなさん。


7月17日、県庁会議室。
出発を10日後にひかえ、最後の班長・副班長研修。



この日は「マニュアル」の読み合わせ。
マニュアルは班長・副班長・スタッフの命綱。600人全員をつないでいます。



この日の班長・副班長の顔は、1ヶ月前とは大違い。すごくりりしかった。
これなら期待できると確信した。最後に私は、班長たちにお願いした。

「自信をもって4泊5日を過ごしてほしい。
7月31日に大分に帰って来たとき、晴れ晴れとした気持ちで、みんなで帽子を投げよう!」





実は、この日の夜、スタッフ全員で結団式を開催した。
役員・運営委員・リーダー・看護師・記録・添乗員など合計42人の懇親会。




地域も仕事も年齢も、みんな違う人たちが、「第32回少船を成功させる」という目標のために、一つにまとまった。
やってよかった。うれしかった。



そして、いよいよ目前にせまった本研修。
7月27日から31日までの少年の船。

600人の団員一人ひとりにとって、どんな少船になるか、楽しみでもあり不安もあるだろう。
今年の少年の船の学習テーマは、「絆 〜つなげよう未来へ〜」だ。

今年は、東日本大震災で被災され、大分県で生活している9人の小学生も参加する。
将来の大分県、いいえ日本を支えていく君たちは、まずお互いの友情を結び、キズナを深めてほしい。


結果は、船の中では表れないかもしれない。
船を降りても、すぐには表れないかもしれない。

でも、いつかはきっと、その成果が表れる日が来るだろう。日本はよみがえるだろう。


小学生で参加した団員が、何年かたって副班長、そして班長、そしてリーダー・運営委員として戻ってきてくれる・・・
これも、少年の船がつづく大きな成果だ。


「みんな、元気・・・・出発の朝、みんなで言うよ


今夜はゆっくり睡眠を。