大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

事後研修報告(5)

10月24日い開催された少年の船事後研修全体会・感想発表のつづきです。

今回は、副班長班長です。

27班副班長 田中君(中学3年)



 僕は、小学校5年生の時に、一度この「少年の船」に参加しています。その時、班にはハンディキャップがあり車いすに乗っていた団員が同じ班にいました。班長や副班長がお風呂に入れたり、食事を手伝ったり、献身的に世話をしていました。その姿がとても印象的だったので、次回は僕も副班長として団員の役に立ちたいと思い参加しました。
 ですが、いざ研修が始まってみると、副班長という役割が思っていた以上に責任ある仕事だということがわかり、とても不安な気持ちになりました。でも、僕たちを支援して下さっているリーダーの方々の励ましと、団員の支援で4泊5日の沖縄の旅を無事にやり遂げることができました。
 帰って来た今でも、時々「あの時、僕は副班長としての務めが出来ていたのかなあ」と疑問に思うことがあります。今回の研修は、僕にとってとても大切な経験となりました。
 僕は将来、大学で心理学を学び、「不登校」や「いじめ」などで悩んでいる子どもたちの心の支えになってあげたいです。
 次は高校生で班長となって参加したいと思います。そして、社会人になったら、リーダーとして少年の船に戻ってきたいと思います。


12班班長 馬場さん(高校3年)

 私は今回初めて少年の船に参加するので、ちゃんと出来るのだろうかとすごく不安でいっぱいでした。
 初日にホームシックのため泣き出す団員が多く、不安はますます募りました。でも、班員みんなが最高の思い出ができ、「毎日笑顔で過ごす」を目標に2日目、3日目と私自身笑顔を絶やさず頑張りました。すると、みんなの笑顔が日に日に増え、ファイナルパーティーのときに、涙が出てくるほどたくさんの思い出もでき、離れたくない気持ちがでてきて、本当に班長になってよかったと思いました。
 来年の春から私は社会人となります。この5日間で、リーダーシップをとることのたいへんさと周りへの気遣いの大切さを学びました。また、たくさんの思い出と素晴らしい経験をこれからの人生の心の糧として頑張っていきたいと思います。
 最後に、この少年の船が大成功に終わるために、たくさんの企画会議、毎日の運営などをしてくれたスタッフの皆さん、そして、この少年の船に参加するための費用など、いろいろな面で支えてくれた両親に感謝したいと思います。
「ありがとう!」
 

感想発表をしてくれた4人の団員たちに、感謝の拍手を贈りたいと思います

ありがとうございました

このあと班タイムになりますが、つづきはまた明日