事後研修報告(4)
少年の船事後研修(10/24)で、感想発表をしてくれた4人の内容を掲載します。
今日は、小学生団員2人の感想です。
27班 佐藤くん(小5年)
ぼくは、少年の船に当選した時びっくりして、うれしい気持ちと不安な気持ちがありました。でも船に乗ったらすぐに班の友達や他のみんなとも仲良くなれて心強かったです。
5日間の船での生活は、班やグループ行動できそくがいろいろあったけど、みんなと協力しあって無事に行動することができました。
沖縄では、ひめゆりの塔や大分の塔に行って戦争のおそろしさを知りました。海で泳いだことや、国際通りでのショッピングも、とても楽しかったけど、特に印象に残ったことは、ファイナルパーティーでの班長とのお別れです。ペンライトを持ってみんなで歌をうたっている時には、別れるのがいやで泣いてしまいました。あっという間に時間が過ぎてしまい、まだみんなと一緒にふじ丸に乗っていろんな事を学びたいと思いました。
ぼくは、この少年の船に参加して戦争のこわさや友達の大切さを、多くの仲間と過ごす団体生活の中で学ぶことができました。これから、この経験をいかして、学校やいろんなところで、団体行動をする時は、先頭に立ってがんばっていきたいと思います。
今度は、副班長、班長で少年の船に参加して小学生のお世話をしてあげたいと思います。
本当にこの5日間は楽しかったです。一生忘れないと思います。
12班 鶴岡さん(小5年)
私は研修当日、いつもより早く起きました。そのときは、わくわくして、早く研修に行きたいと思いました。いざ、ふじ丸を目の前にしたとき、急に不安になってしまいました。それは、去年のキャンプでたいへんな目にあったのを思い出したからです。でも、その不安も、班の人にはげまされてなくなりました。
大在公共ふ頭を出て、二日目に大分・沖縄出会いの交流会がありました。その時に、4年生の友だちができてとてもうれしかったです。この交流会で初めてエイサーを見て、太鼓の音が心に残りました。このときの音が今も耳に残っています。
三日目は、ひめゆりの塔の見学でした。この日は私にとって一番大きな思い出の日になりました。ひめゆりの塔には戦争の資料や実際のハサミや水筒などが置いてありました。ひめゆり学徒隊の人たちは、十代の若さで命を落とさなければならなかったことを知ってとても悲しくなりました。わたしはそれを見て沖縄は、日本の戦争の中でも、ふつうとはちがう戦争だったことを初めて知りました。それは日本で初めての地上戦が行われたところで、多くの民間の人がたくさん亡くなられたということです。二度と戦争があってはいけないと、このとき改めて強く思いました。そのあとに、国際通りでおみやげを買いました。その時びっくりしたのは、国際通りの長さです。長さ約1.2kmから1.5kmもあると聞いてびっくりしました。おみやげ屋さんや食べ物屋さんがずらりとならんでいました。
四日目に、ファイナルパーティーとファイナルディナーがありました。ファイナルパーティーでは料理がバイキングだったので、すごくうれしかったです。ファイナルパーティーはみんなで歌を歌ったりして感動しました。そのときに、「きてよかったな」と思いました。
五日目の夕方、班のみんなとまとめの会をしたとき、私は五日間、「あっという間だったな」と思いました。そして、この五日間の中で、同じ学校ではない班の人と仲よくなれたこともこの研修で得た宝物になりました。私は、これからも大切な宝物をだいじにしていきたいです。
副班長と班長の発表内容は、明日のブログで。