大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

知事さんへ帰県報告

みんな〜 げんき〜

今日は県庁へ「帰県報告」に行ってまいりました。

参加者は、後藤団長、阿部班長(17班)、下野副班長(22班)、福田君(17班)、高橋さん(22班)、私と県関係のスタッフのみなさんです。

午後2:30 県庁知事室の隣の、第一応接室で待っていると、広瀬知事さんが入ってきました。



河野副団長(私学振興・青少年課長)の進行で、まず後藤団長が、

4泊5日の研修を無事に終えたこと、沖縄では平和や文化に触れたことを報告し、少年の船を実施していただいた知事さんと県の関係者に対し感謝のことばを述べました。

つづいて、私、運営委員長が、

少船が無事に終了できたのは、少船の実施に努力してくれたスタッフのおかげです。それに、班長・副班長・団員たちが自分の責任を果たしたからですと話し、少年の船をずっと続けて、大分県の人材育成につなげて欲しいと言わせていただきました。


次は、阿部班長さん。



団員、副班長につづいて3度目の乗船ですが、班長という仕事は乗船経験があってもむずかしかった。
初日は大変だったが、班員の意識が日に日に高まっていき、最後にはお互いに注意し合うようになってくれて、とてもうれしかった。
将来は自分の子どもにも参加させたいと思う。
こんな体験をさせていただいて感謝しています。


次は、下野副班長さん。



3年前に団員として乗船したときの思い出が強く、副班長で乗りたいと思っていたのでうれしかった。
平和学習については事前に調べてきたことを班員に教えることができたし、ひめゆり資料館で平和の大切さや戦争の悲惨さを学んでくれてうれしかった。
船酔いのお世話は大変だったけど、楽しく沖縄の研修ができたので良かった。
次は班長で乗りたいので、ぜひ続けてください。


次は団員代表の福田君。



少年の船に参加しようと思ったのは、兄が参加してうれしそうに帰ってきたから。
学校でいろいろあって、少年の船に参加したらどうにかなるかなと思った。
帰ってきて登校日を迎えたが、解決できた。
沖縄ではひめゆりの塔や大分の塔を見学して、平和の尊さを実感した。
知事さんに貴重な話をしていただいた。ありがとうございました。


高橋さん。



友だちができるか心配だった。
大きな船で酔いはしたけど、活動を通じて友達ができていった。
沖縄での交流会では、沖縄の人たちのやさしさを感じた。
大分に帰ってから、仲良くなった友だちの家に遊びに行った。
少年の船は友だちがたくさんできる行事なので、
次は副班長で乗りたい。
と話しました。



団員の保護者からは、

子どもには、何か一つでもつかんで帰ってきて欲しいと願って送り出した。
こういう機会を作っていただきありがとうございました。


そして、各班で書いた知事さんへのお礼の手紙を、班長の阿部君が知事さんに手渡しました。




知事さんは、「ゆっくり読みます」と言って受け取りました。


知事さんから、私たちに話していただいた内容は、次のとおりです。





みなさん、無事で帰ってきて安心しました。
県として、少年の船プロジェクトを実施していることを誇りに思っています。
長い間、家族の元を離れて自分で生活したり、友達を作ったりすることは、いい経験です。
班長、副班長さんは苦労が多いけれど、その苦労の中から何か大事なものをつかんでいる気がして、たのもしさを感じました。
少年の船が運営できたのも、団長、運営委員、リーダーのおかげです。お礼を申し上げたい。
今回は2日間、一緒に乗船しましたが、参加するたびにいいなと感じます。
末永く続けたいので、これからもよろしく。


とってもうれしい、励みになるお言葉をいただきました。




記念写真を撮って解散しました。


大分合同新聞 8月10日(火)朝刊 21ページに出ています。



みなさんの熱い思いは、これからも必要です。

少年の船がずっとずっと続いていくことを夢見て、私たちはこの思いをつなげていきましょう