少船物語(第16話)
8月1日・3日目・午前9:00過ぎ
沖縄現地研修で最初に訪れたのは、沖縄本島南部、糸満市にある「大分の塔」です。
私たちはここで慰霊祭を行いました。
大分県少年の船が必ず行う行事です。
まずは、班長の代表が大分の塔についての説明を行いました。
大分の塔は、沖縄戦で戦死した大分県出身の兵士979人の魂を慰霊するために、昭和40(1965)年に立てられました。
この石碑は、大分県の耶馬溪で取れた石を使っているそうです。
続いて、小学生団員代表が、後藤団長や城井部長と一緒に、花・線香をおそなえしました。
そして、ふじ丸の中で折った千羽鶴をささげ、「安らかにお眠りください」と追悼(ついとう)の言葉を述べました。
私たちは、979人の兵士の霊をなぐさめるために、「ふるさと」を歌い、黙祷(もくとう)しました。
太陽が照りつける中、セミの鳴き声が高らかに響き、線香の香りが漂っていました。
少年の船30周年の記念碑が、大分の塔の脇に建てられました。
来年も、少年の船の団員600人が慰霊に参ります。
どうか待っていてくださいね。
炎天下の環境のため、気分が悪くなった団員が少々。
班長・リーダー・保健スタッフさん、ごくろうさまでした。
樹木の影も、助けてくれました。
次は、ひめゆりの塔に向かいます。
つづく
沖縄現地研修で最初に訪れたのは、沖縄本島南部、糸満市にある「大分の塔」です。
私たちはここで慰霊祭を行いました。
大分県少年の船が必ず行う行事です。
まずは、班長の代表が大分の塔についての説明を行いました。
大分の塔は、沖縄戦で戦死した大分県出身の兵士979人の魂を慰霊するために、昭和40(1965)年に立てられました。
この石碑は、大分県の耶馬溪で取れた石を使っているそうです。
続いて、小学生団員代表が、後藤団長や城井部長と一緒に、花・線香をおそなえしました。
そして、ふじ丸の中で折った千羽鶴をささげ、「安らかにお眠りください」と追悼(ついとう)の言葉を述べました。
私たちは、979人の兵士の霊をなぐさめるために、「ふるさと」を歌い、黙祷(もくとう)しました。
太陽が照りつける中、セミの鳴き声が高らかに響き、線香の香りが漂っていました。
少年の船30周年の記念碑が、大分の塔の脇に建てられました。
来年も、少年の船の団員600人が慰霊に参ります。
どうか待っていてくださいね。
炎天下の環境のため、気分が悪くなった団員が少々。
班長・リーダー・保健スタッフさん、ごくろうさまでした。
樹木の影も、助けてくれました。
次は、ひめゆりの塔に向かいます。
つづく