小学校の跡地利用
僕の住んでる近くの小学校は、昨年春に閉校になり、今年の夏に校舎がとりこわされました。
自分が通った学校は、もうありません。
でも、この地で学んだり遊んだりした思い出はずっと心の中に残っています。
それは、地区のみなさんも同じ気持ちです。
そこで、私たちの地区では、小学校がなくなってもみんなで地区を盛り上げていこうじゃないかという考えで、地区民が集まって盆踊り大会を続けています。
9月6日(日)の朝、さら地になった校庭に、地区の役員さんたちが集合し、会場の準備が始まりました。
やぐらの組み立て、テント立て、ちょうちんを飾り、放送機器、照明の設置など、
私も、朝8時からお昼まで休む間もなく動いていました。
昼からは、この会場で親睦を深めるために、グラウンドゴルフ大会も行われ、
さらに、地区対抗の玉入れ大会も実施。参加人数の制限がないところがおもしろい。
で、夕暮れが訪れると、子ども会や少年野球の保護者たちによる出店もオープンし、
盆踊りが始まりました。
夏も終わりかけていますが、地区のみなさんがたくさん来てくれたおかげで、暑さが戻ったような気がしましたね。
最後は、抽選会などもありましたが、一番ステキなのは、今はもう歌われることのない小学校の校歌を、参加者全員で歌うこと。
一年に一度、この盆踊り大会だけが、校歌を歌い引き継ぐことができる行事なのです。
盆踊りが終わると、片付けです。
長い一日、でも楽しい一日でした。
では、次からは、少船物語を再開するね。