大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

知事さんへ報告

みんな〜 げんき〜

今日は、広瀬知事さんへの帰県報告に行ってまいりました。

参加者は、後藤団長、佐藤班長(16班)、園田副班長(3班)、吉光さん(16班)、橋本君(3班)、私と県関係のスタッフのみなさんです。

午前9:30 県庁知事室の隣の、第一応接室で待っていると、広瀬知事さんが入ってきました。




戸田副団長(私学振興・青少年課長)の進行で、まず後藤団長が、

4泊5日の研修を無事に終えたこと、沖縄では平和や文化に触れたことを報告し、このような事業を実施していただいた知事さんに感謝のことばを述べました。

つづいて、私、運営委員長が、

少船が無事に終了できたのは、仕事や家庭のことを忘れて、少船の実施に努力してくれたスタッフのおかげです。それに、班長・副班長・団員たちが自分の責任を果たしたからですと話し、少年の船をずっと続けて、大分県の人材育成につなげて欲しいと言わせていただきました。


次は、佐藤班長さん。



前回乗船したときの班長にあこがれて、今回応募しました。
班長は甘い仕事ではなく、自分よりも班員を優先して行動するということを学びました。
自分自身が成長したので、これからの学校生活や社会で生かしたい。
と話しました。


次は、園田副班長さん。



初めての乗船だったがいろいろ学び、成長できたと思います。
人をまとめることの難しさを経験したので、学校で生かして生きたい。
来年は班長として乗りたい。
と話しました。


次は団員代表の吉光さん。



最初は心配だったけど友だちがたくさんできた。
元気がどんどん出てきてとてもうれしかった。
とても良い体験ができたので、次は副班長班長でまた乗りたいと思います。
と話しました。


橋本君。



少船に応募した理由は、ひめゆりの話を聞いて、沖縄に行って真実を確かめたかったからです。
ひめゆり学徒隊のおばあさんの体験談や、おばあさんの友人の話を聞いて強く心を打たれました。
戦争は悲しみと憎しみしか残らないもの、平和の大切さを世界中に訴えたい。
と話しました。



団員の保護者からは、

かわいい子には旅をさせよといいますが、貴重な体験をさせていただきました。
親も家でちょっぴりさみしい体験をしました。
子どもはひとまわりもふたまわりも大きく成長しました。
まだ下の子どもがいるので、ぜひ参加させたい。
支えていたただいたスタッフに感謝します。


そして、各班で書いた知事さんへのお礼の手紙を、代表して佐藤班長が知事さんに手渡しました。



知事さんは、「ゆっくり読みます」と言って受け取りました。


知事さんから、私たちに話していただいた内容は、次のとおりです。




みなさん、無事で帰ってきてなによりです。支えてくれたスタッフに感謝します。

ブログはずっと見ていました。おだやかな海だったようですね。
いつもは、保健室がいっぱいなのに、今回は良かったですね。

班長・副班長、ごくろうさま。直接団員と接していて、心をつかみ、けれど言うべきところはちゃんと指導し、リーダーシップをとってくれましたね。ありがとう。

団員のみなさんは、初日は、「これで、まとまって旅行ができるかなぁ」と心配するのだが、10分前行動・5分前集合が日に日に守れてきたり、友だちや班の結束力が強くなって、日々成長したと思います。

ひめゆりの塔や南部戦跡を見学して、良い勉強ができましたね。

海水浴や国際通りでは、リーダーや班長たちの指導のおかげで無事に帰ってくることができましたね。


みなさんは、少年の船で、人生で大事な宝物ができたのです。
これを大きな糧(かて)として、これからも元気いっぱい成長していくことを心から期待しています。


そういう少年の船だからこそ、継続していくことが必要です。
子どもたちが成長できる機会を設けられるよう努力します。

来年はぜひ乗船できるように、リハビリをしたいと思います。


とってもうれしい、励みになるお言葉をいただきました。




最後に、牛乳で乾杯して、記念写真を撮って解散しました。





みなさんの熱い思いは、これからも必要です。

少年の船がずっとずっと続いていくのを夢見て、私たちはこの思いをつなげていきましょう