大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

プレイバック〜4日目・ファイナルパーティ(2)

8月1日・4日目夜

前半は、ゲームやダンスではじけたファイナルパーティ。
でも、とうとうこの時間が来てしまいました。

そう、班長たちの登場です。

これまで団員のみなさんを支えてきた班長たちが一人ずつ呼ばれ、ステージに上がります。
班員は「班長〜!」、「ありがとう!」と声をそろえて叫んでいます。



足を痛め、松葉づえでがんばった班長がいました。
その班長を、班員全員がかかえてステージに。
ステージでは、班長たちが手助け。

涙なくしては見ることができないシーンでした。


歓声と拍手に答え、さりげなく手をふる班長たち。
ステージに並んだ28人の班長さんは、出港前より一段とステキに見えます。

ここで、25班と18班の班長が、団員へのメッセージを話しました。



最初は、班員たちを楽しませることができるか、またちゃんとまとめることができるか、とても不安の連続だった。
でも、少しずつ言うことを聞いてくれ、最後にはみんなが一つになった。
苦しいときは、班員や副班長、そして28人の班長たちが助けてくれた。
みんなと別れるのはつらいけど、残りの一日、がんばろう。
この船に乗れてよかった。
そして、25班(18班)の班長でよかった。


・・・と、涙ながらに話してくれました。

このメッセージは、班長全員の気持ちが込められていたと思います。
班長も、班員も、目には涙。

班長!・班長!」という声が、ますます大きくなりました。


ホールの灯りが消されました。そして、600個のペンライトがつきました。

少年の船の思いを込めて、テーマソング「ともだちになるために」の合唱です。


ともだちになるために 人は出会うんだよ
どこのどんな人とも きっとわかりあえるさ
ともだちになるために 人は出会うんだよ
おなじようなやさしさ もとめあっているのさ

今まで出会ったたくさんの
きみと きみと きみと きみと きみと きみと きみと
これから出会うたくさんの
きみと きみと きみと きみとともだち




別れるさみしさ、涙で声が出ない団員、でも一生けんめいペンライトを振っています。
班長も、班員を見つめながら歌っています。



苦しかったこと、楽しかったこと、けんかしたこと、笑いあったこと、
おこられたこと、ほめられたこと、助け合ったこと、はいたこと、

いろんな思い出が頭の中をかけめぐったことでしょう。



ファイナルパーティは、まだまだつづきます。