大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

少船の10年を振り返る(12)

昨日は、津久見市民会館で「県子ども会芸能文化祭」が開催されました。
少年の船に乗船したジュニアリーダーの中高生やリーダー、津久見市の小学生団員も多数参加しました。
フィナーレは、会場の子どもたちが全員ステージに上がって、ジュニアリーダーの指導のもと、ダンスを一緒に踊りました。



とても楽しかったですよ(*^_^*)


さて、少船プレイバックは「第30回少年の船」です。
期日は、平成21(2009)年7月30日〜8月3日。
今から5年前ですから、はっきりと記憶に残っているメンバーも多いんじゃないかな?



この年は、春から「新型インフルエンザ」が大流行しました。
集団感染の恐れもあり、5月中旬の時点では、「事業中止」の場合も考えられたほどです。
県立看護科学大学の研修ナースを5人追加し、万一の際の対処方法もマニュアル化。



スタッフも含めたすべての団員が、出港2週間前から毎日「検温」に取り組みました。




出港直前の発熱者は、涙をのんでキャンセルしていただきました。






本研修中は、大きな問題も起きず、無事に5日間を終えました。



当時、県庁の担当課長さんが、次のような感想を記していましたのでご紹介します。

(前半省略)



そろそろスタッフも解団の時です。
子どもたちが去った後の静まり返ったホール。
スタッフの心には、子どもたちに感動と夢を与えようと、休日返上で打ち込んできた思いや、成し遂げた充実感など様々なことが次々とよみがえってきます。
どこからともなく押し寄せてくる巨大な感動の波に、つい目頭が熱くなるのは私だけではないでしょう。

長い歴史を持つ「大分県少年の船」が、これまで多くの県民に支持され、その存在感を示してきたのは、なんと言っても子どもたちへの深い愛情を持ったスタッフがいたからと、改めて確信しています。
その情熱と強い絆で、これからも「ずーっと」この少年の船を支えていってくれるものと願っています。



毎年感じるのですが、本当にスタッフに恵まれています。
大分の若者には、しっかりと指導し、責任を任せれば、ちゃんと果たしてくれます。
少年の船の原動力は、これなのです!


私は、当時勤務していたケーブルテレビの番組作りのために、ビデオカメラを持参しました。
研修後に編集して、県内ケーブルテレビ共同制作番組「週刊ケーブル7」(毎週金曜午後7時放送)で流していただきました。
3回にわたってYoutubeに公開していますので、乗船したひとは、当時を思い出しながらご覧くださいね。








いかがでしたか? 私の少年の船に対する思いをいっぱい詰め込んだつもりです。

第30回の思い出はまだまだ続きます。