大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

少船の10年を振り返る(4)

今週の日曜日(2月8日)は、大分市のパークプレイスで「OAB大分ふるさとCM大賞」の番組公開収録があります。
県内18市町村の手作りCMの上映と、グルメや特産品を販売するマルシェが開催されます。
私も国東市の担当者として会場におりますので、お時間のある方はぜひお越しくださいね。
詳しくは、OABのホームページをご覧ください。


(昨年の様子)

それでは、第26回少年の船の本研修をプレイバック!

小学生団員480名、班長(高校生)28名、副班長(中学生)35名、リーダー・スタッフ約50名の計600名を乗せた大型客船ふじ丸は、平成17年7月25日の朝、大分大在埠頭を出港しました。

実はこのとき、九州の南東に台風が接近中。
ふじ丸は南へは向かわずに、関門海峡〜長崎〜熊本の沿岸を通るというルート変更。
大回りして沖縄へ向かいました。

出港後、船内では班ごとの記念撮影や船内見学、避難訓練など、団体生活が始まりました。
午後の「少船わくわく広場」では、広瀬県知事さんへの質問コーナーや、沖縄に関するクイズ大会、レクリエーションなどで楽しみました。



夕食は、ふじ丸自慢の豪華フルコース。当時はまだ、1日目がテーブルマナーの研修でした。
班タイムや入浴、就寝までの活動は班長や副班長を中心に進められます。
一日の活動が終わると、班長会議やスタッフ会議が行われ、翌日の確認を行います。
子ども達の就寝後、班長は班員の日記確認、リーダーやスタッフは船内巡回や翌日の準備。
夜のプログラムは、今と変わっておりません。

2日目、台風の影響はほとんどなく、ふじ丸は快適に進行中。
ところが、船内では言うことを聞かない班員に、きびしく指導する班長の声が響きます。
集団生活の規律は、班長たちによって、少しずつだけど確実に身についていきます。

午後は、「ふじマリンピック」です。スポーツデッキでは班対抗の綱引き大会。暑い日差しの下で、汗びっしょりになりながら班員の力が一つになりました。また、ホールではリレーや知恵の輪ゲーム、そのほかテーマソングの手話練習やロープワークなどで楽しい時間を過ごしました。




遠回りのルートだったため、沖縄那覇港に着岸したのは夜の7時30分。
まるっと2日間、船内生活を送ったことになります。
船内プログラムは少し変更されましたが、スタッフや班長・副班長の努力と、班員たちの協力のおかげで、順調に進みました。

この年から始まった、沖縄の青少年との交流会。
計画では2日目の夕方に実施することになっていましたが、3日目に変更されました。

3日目のプレイバックは、次の更新で。