大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

プレイバック事前研修

少船ブログを書いてる運営委員長の中野です。いつも見てくれて感謝します。
出航までのカウントダウン、残り2日を切りましたが、みなさん、心・体・荷物の準備はできたでしょうか?

一部の運営委員とリーダーは、先発隊として明日7月25日(木)の夕方、
ぱしふぃっくびいなすが寄港している福岡県の博多港に行き、一足早く乗船します。
班長・副班長や団員のみなさんが26日(金)の早朝にやってくるので、事前準備をするのです。
船は関門海峡を抜け、国東半島沖・別府湾を回送して大分市の大在公共埠頭へ向かいます。

私を含む残りのスタッフは大分に残り、出発日の早朝5時頃、大在公共埠頭で船を出迎える予定です。


それでは、これまでの事前研修会を振り返ってみたいと思います。



今年の春、正式に少船スタッフとして動き出してからちょうど4ヶ月がたった。


最初は、運営委員やリーダーの募集から始まった。
早くから呼びかけていたおかげもあって、例年になく早くスタッフが定員に達した。
運営委員のメンバーは、顔見知りで何でも言い合える仲間であるため、
使用する船や研修内容が変わったとしても、なんだか行けそうな気持ちがした。

4月26日、1回目の運営委員会
5月17日、2回目の運営委員会




5月28〜29日、「第1回研修会」では、1泊2日のリーダー研修会を開催。



ゆふの丘プラザに集まった若きリーダーたち。少年の船について、ゼロから説明を受けた。
係発表にドキドキしながらも、決められた係会議では、早くも少船モードに突入。



研修では、命の大切さ、そして組織の重要性を学んだ。
何もわからないままに参加したリーダーたちが、2日間の研修を終え、顔がちょっぴりリーダーっぽく見えた。


6月16日、「第2回研修会」は、県庁会議室で班長(高校生)・副班長(中学生)の研修会。




初めての顔合わせ。
過去の乗船経験者もいるが、班長・副班長としては初の任務。



少しぎこちない出会いだったが、午後には同じ班長・副班長・班付リーダー同士で、会話もはずみだした。
でも、次の総合事前研修会でちゃんと説明ができるか・・・正直、不安だった。


7月6日、大分銀行ドームを貸し切って、1000人を越える大規模な総合事前研修会を行なった。
小学校5・6年の団員491人と保護者のみなさんに、各係からの説明が続く。




その後、各班に分けての班別研修。
班長・副班長が、ド緊張の中、声を張り上げて仲間作りに必死だった。




小学生団員たちも、本研修が楽しみになったきた。


7月13日、県庁正庁ホールで「第4回研修会」。出発を2週間後にひかえ、最後の班長・副班長研修だ。




この日は「マニュアル」の読み合わせ。マニュアルは班長・副班長・スタッフの命綱。620人全員をつなぐ。

この日の班長・副班長の顔は、1ヶ月前とは大違い。すごくりりしかった。
これなら期待できると確信した。最後に私は、班長たちにお願いした。

「この班長・副班長で良かった!と思われるようにがんばれ。
君たちの班員が、いずれは班長・副班長で戻ってくるように。
そして、君たちは少船を支えるスタッフで戻ってきてほしい。」

この日に約束した少船のボールペン。
大分県少年の船の会」の出資で、班長・副班長に期待をこめてプレゼントするよ。
これを首から下げて、必要なことを班員たちに伝えてほしい。責任感を持ち続けてほしい。



実は、この日の夜、スタッフ全員で結団式を開催した。
役員・運営委員・リーダー・看護師・記録・添乗員など合計40人の懇親会。



地域も仕事も年齢も、みんな違う人たちが、「第34回少船を成功させる」という目標のために、一つにまとまった。
やってよかった。うれしかった。


そして、いよいよ目前にせまった本研修。7月26日から30日までの少年の船。

620人の団員一人ひとりにとって、どんな少船になるか、楽しみでもあり不安もあるだろう。
今年の少年の船のテーマは、「みんなしあわせ!! 〜笑顔でつながる心と心〜」だ。
5日間、笑顔でがんばろう!
成果は、船の中では表れないかもしれない。
船を降りても、すぐには表れないかもしれない。
でも、いつかはきっと、その成果が表れる日が来るだろう。

小学生で参加した団員が、何年かたって副班長、そして班長、そしてリーダー・運営委員として戻ってきてくれる・・・
これも、少年の船がつづく大きな成果だ。



「みんな、元気!!」・・・・出発の朝、みんなで言うよ

今夜だけは、じゅうぶん過ぎる睡眠をとりましょう。