大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

国東半島芸術会議

本日、アストくにさきで開催された「国東半島芸術会議」の取材に行きました。

大分県国東市などが「国東半島芸術祭」の実施を目指して取り組んでいるプロジェクトです。
さまざまな視点から国東半島の魅力を再発見し、全国へ発信することを目的に、
県の委託を受けたNPO法人「BEPPU PROJECT]が事業運営しています。

国東半島芸術会議には、国東市をはじめ県内各地から190人(主催者発表)の参加がありました。



最初に、若手写真家として国内外で活躍中の石川直樹さんが視た国東半島の魅力について、
自身の体験談を交えながら語りました。



次に、都市社会学者の山田創平さんが、国東半島に関するさまざまな文献を通して、
時代や文化、思想などについて調査したことを、陸と海の両面から報告をしました。



つづいて地元住民の代表が「大切な場所」として現地映像を交えながら報告。
ずっと国東半島に住んでいる人と、縁があって国東半島に住み始めた人との視点の違いがあり、
おもしろかったです。

最後は、シンポジウム「国東半島の魅力」。



BEPPU PROJECTの山出代表の進行で、大切な場所を紹介した代表のみなさんや、
石川直樹さん、山田創平さんたちと討論会を行いました。





参加者のみなさんも、自分のお気に入りの場所に旗を立てるなど、
全員参加のシンポジウムとなりました。
みなさんに感想をお聞きすると、とてもよい刺激になったと話していました。





この事業は始まったばかりです。
「最終的に国東半島を魅力あるものにするには、地元のみなさんですよ」と
山出さんがコメントしてくれました。

私も国東半島に住む一人として、何か役に立ちたい。
と考えさせられた一日でした。

なお、年末年始に募集した「私のとっておき国東半島写真展」は、
アストくにさきロビーにて、3月4日(日)まで展示中です。








この様子は、2月24日(金)19:00からの「週刊ケーブル7」ニュースで紹介するほか、
3月中旬から国東市ケーブルテレビでたっぷり放送予定です。