大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

くにさき生涯学習フェスタ

2月11日に国東市の文化ホール:アストくにさきで開催された「第9回くにさき生涯学習フェスタ」で、
第32回少年の船の副班長として乗船した橋本さんが、体験発表をしました。





多くの観客の前で、堂々と少年の船の体験発表をしてくれた、地元中学校2年生の橋本副班長さん。

僕は見に行くことができませんでしたが、早々とその時のDVDをいただきましたので、
文字起こしをしてみました。



昨年実施された「第32回大分県少年の船」に私が参加した時のことについて、お話ししたいと思います。

小学生のころに団員として乗船してから3年がたち、
念願だった副班長として、昨年の夏実施された「第32回大分県少年の船」に参加することができました。
天候にも恵まれ、私たちにとって最高の時間となりました。

班長として、本研修の前に6月から計3回の事前研修にも参加しました。

前回、団員として参加したときには経験できなかった、本研修が実施されるまでのスタッフの方々や班長・副班長の準備や苦労なども経験でき、さらに研修の意義と大きな達成感や感動を深く味わうことができました。

本研修での思い出と学びは、数えきれないほどあります。

ひめゆりの塔」や「大分の塔」に行ったときは、平和の大切さ、命の尊さ、人間のはかなさなどを改めて感じることができました。
私が一番楽しかったのは、ビーチでの海水浴です。
沖縄の海は澄んだエメラルドグリーンで、砂は白くキラキラ輝き、その中で私たちはサンゴのかけらを拾ったり海の中に入って遊んだりと、とても楽しい時間を過ごしました。

沖縄に住んでいる方々のやさしさや文化、自然の雄大さ、仲間との絆、たくさんの感動を感じながら、長いようで短い4泊5日を過ごしました。

本研修終了後には、広瀬知事に副班長代表として「帰県報告」をする機会もいただきました。
また10月に行われた事後研修では、団員との再会を果たすことができました。

すべての行程で味わった感動と、県下の友達との出会い、集団活動の難しさと楽しさは、
大分県少年の船でしか味わうことができないものがあると思います。

少年の船の一番の目的は、未来の大分県を支える青少年を育てることです。
このようなプログラムを継続して実施しているのは現在、大分県だけです。

保護者のみなさんの中には、子どもを長旅に参加させることに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
ぜひかわいい子には旅をさせてください。
その心配以上の感動と成長を実感できるとお約束します。

今回改めて味わった団結力と絆、そして感動を自分の力に変え、
これからの学校生活に生かしていきたいと思います。

そして数年後には班長として、必ずまた乗船したいと思います。



まったく詰まることもなく、前を向いてはっきりとスピーチをしていました。
少年の船の体験が、橋本さんを大きく成長させてくれたのかな?




この発表のおかげで、国東市民のみなさんにも、「大分県少年の船」のことをもっと知って見らえたと思います。