大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

プレイバック少船〜青い絆(41)

少年の船プレイバック・ファイナルパーティーも最後です。



4日目/7月30日

2回目の「ともだちになるために」の合唱が終わった。



電気が点いて明るくなったふじ丸のホール、
団員たちの顔は、涙でぬれている。
大声で泣いている団員もいた。





お互いに抱き合い、努力をたたえる班長と副班長



カメラを向けると、くしゃくしゃの顔だけどピースを見せてくれた。




今日が少年の船最後の夜。
楽しいファイナルパーティーだったけど、班のみんなと別れるのが悲しくて、涙が止まらないのだ。




これまで泣き顔を見せずに頑張ってきた男子班長・副班長も、とうとう限界だった。





ファイナルパーティの終了からかなりの時間がたった。まだホールには団員たちが残っている。
でも、スタッフは何も言わない。
これも、長年の経験による計算どおりの演出なのだ。




スタッフたちも、同じ気持ちだった。
みんなと同じ時間を過ごすことができなくなるのは、本当にさびしい。


やがて、空っぽになったホールに、レク係8人が集まった。
無我夢中でやりとげた90分間のファイナルパーティー



達成感に満ち溢れ、笑顔がこぼれていた。

あなたたちのおかげで、600人の「キズナ」は深まった。ありがとう、おつかれさま。



この日は、全団員がシャワー。
しばらくの間、船内に響き渡っていた泣き声。涙はさっぱり流すことができたのでしょうか?