大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

班長に感謝(1)

少年の船の団員たちがステキな思い出を作れたのは、高校生の班長たち28人のおかげです。
班長たちは、我々スタッフのきびしい指導に素直に応じてくれ、自ら準備や学習を重ね、本番に臨んでくれました。





乗船するまでは想像もつかなかったであろう本研修の過酷な任務。
「少船の班長って、こんなに大変なの!!」と最初は悩んだことでしょう。


20人近くの班員の面倒を見なきゃならないし、
言うことはきかないし、あばれるし、ケンカするし、無視するし、
運営委員やリーダーからは、「あれしろ、これしろ」って言われるし、
できなかったらまた注意されるし、
班員がトイレや保健室に行くときは付き添わなければならないし、
日記や健康チェックはやらないといけないし、
休む時間はないし、
メールも打てないし・・・・。







スタッフはそんな君たちをちゃんと見ていましたよ。

最初は戸惑いを隠せないようでしたが、日に日に、君たちは変わっていきましたね。
周りを見渡し、どんな指導が必要かを判断し、常に班員の見本となるような行動をとり始めました。
その姿に、小学生たちは「あこがれ」という感情を初めて抱(いだ)いたのです。






こんなに年下の子どもたちのことを考えた5日間って、これまでには絶対なかった経験だと思います。
私は、少年の船で一番成長するのは、班長だと思います。

君たちと初めて顔を合わせた6月の研修会、
あのときの不安そうな面影は、下船のときにはまったく見られなかった。
変わったね。







ありがとう班長

明日のブログは、このつづき。