大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

「キラキラの思い出」(8)

みなさんが期待してくれてる少年の船プレイバック「キラキラの思い出」。
定期的に更新しなくて、すみません

では、続けます。



1日目・7月29日

午後1:00

これからは600人全員でとりくむ活動が始まります。
まずは、避難訓練です。



ふじ丸のパシフィックホールで、緊急時の避難方法についての説明がありました。
少年の船にかぎらず、この避難訓練は、クルーズには必ず行う活動です。

説明していただいたのは、ふじ丸のサブ(副)パーサーの佐藤さんです。



救命胴衣を着る方法については、立候補で決まった団員がモデルになりました。




説明が終わると、団員たちは自分の部屋に戻ります。

やがて、船内に、けたたましい非常ベルが鳴り響きます。
船も大きな汽笛を鳴らします。

訓練開始だ。

団員たちは、部屋のロッカーに備えてある救命胴衣を着用し、4階のデッキ(出港の時に手を振った場所)に避難します。
救命胴衣には、脱出時に乗船する救命ボートの番号が書かれています。
ふじ丸の乗組員のみなさんが、デッキの出入口で、
「あなたは右に、あなたは左に進んで!」と案内をしてくれます。



ふじ丸は、そう簡単にはしずみませんから、まずは、落ち着いて行動すること、指示に従い勝手な行動をしないことが、こんな場合は大切です。



全員の避難が終わると、担当の乗組員さんが、部屋別に一人ひとりの名前を呼んで、点呼をします。
そして、「緊急時にはこの救命ボートに乗りますよ」と説明をしてくれました。




救命胴衣には、海の上でも確認されやすいように、笛とライトが付いています。
大声を出すより、笛を吹いたほうがよく聞こえるし、体力を消耗しないからだそうです。

そして最後は、救命胴衣を元通りにたたんでヒモを結んで終了です。
これが、子どもたちには手ごわいのだ。



後藤団長さんが、子どもたちに指導していました。
たぶん、県知事さんもどこかで子どもたちに教えていたことでしょう。


この海に落ちたら、海猿がいないと助からないかも。


今日のプレイバックはここまで。

この調子で行くと、年内の終了どころか、第32回少年の船が始まっちゃうかもしれない。
やばい