大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

社会教育の研修会

2月27日〜28日、地元安岐町の「梅園の里」で、社会教育の研修会が開催され、私も運営委員会の一員として参加してきました。

この研修会の名称は、「地域発 『活力・発展・安心』 デザイン実践交流会」です。



趣旨は、

行財政改革の中で、平成の大合併が一応終結したが、このことによる地域の活性化の取り組みにもさまざまな課題が浮き彫りになり、今まさに、地域づくりは「官から民へ」の時代となった。そこで、「民」という立場でアイデアを発揮し、ネットワークを築き、素晴らしい「デザイン」を描きながら取り組んでいる県内の個人・団体・グループの活動情報を共有し、新たに「我がまちづくり」に生かしていくエネルギーを高めていくため。」


県内各地で社会教育や地域活動に取り組んでいる方々をはじめ、趣旨に賛同いただいた方々など、約100人が参加していただきました。
今年で3回目を迎えましたが、毎年、梅園の里で開催されており、年々、参加者が増えております。





主な研修内容は、

�@大分発の情報として、県教育委員会委員長の林浩昭さん(安岐町出身で、この行事の運営委員長)による、「地域社会が育む教育的価値」のテーマでの講演

�A専門家による講演として、三浦清一郎さん(生涯学習・社会システム研究者)による、「生涯現役論の混迷」の基調講演。

�B長年、社会教育に携わってこられ、現在も福岡県飯塚市の教育長をされておられる、森本精造さんによる、「学校開放事業」についての特別講演

�C県が取り組んでいる事業として、県社会教育課の矢野修さんによる、「学校支援をとおした「協育」ネットワークづくり」と題しての事例報告

�D県内各地で社会教育や地域活動に取り組んでいる個人・団体、9組による実践事例発表

�E参加者一人ひとりの社会教育や地域活動に対する意見を語り合う情報交換会




現在、青少年を取り巻く様々な課題が指摘され、学校や家庭、地域における更なる取り組みや連携の必要性が言われています。
県内では、地道な活動を行いながら、成果をあげている地域も多数あります。
この行事は、こうした県内各地で実践をしているみなさんが自主的につどい、実践事例を交流することによって、私たち大人の活動エネルギーをたくわえるのです。
次の世代を担う子どもたちのためには、今、地域の大人たちが立ち上がり、汗をかきながら実践に移していかなければなりません。

情報交換会では、大分県少年の船のPRもしっかりしておきました。
みなさんから、「これは続けなきゃいけない事業だ。」と賛同していただきました。

今回、2日間の研修会を通じて、「よし、地域の子どもたちのために、みんなで動いてみるか!」っていう意欲が湧きました。



参加されたみなさん、スタッフのみなさん、2日間ごくろうさまでした。

また来年、お会いしましょう。語りましょう。