大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

足が棒になる。とは、このこと

日曜日の今日は、「三浦梅園・学びの道ウォーク」という、ウォーキング大会の取材に行ってきました。

三浦 梅園(みうら ばいえん)とは、江戸時代に活躍した国東市安岐町出身の哲学者です。


安岐町富清に住居を構えていた三浦梅園は、若い頃、勉強のために、となりの杵築市の先生をたずねて、なんども通ったといいます。
そのキョリなんと片道16キロ。

もちろん、今のようなきれいな道路もなく、車もありませんから、歩いて、いくつもの山や谷を越えて行ったそうです。


今回、地元のみなさんが、その三浦梅園の歩いた山道を切り開き、ようやく人が歩けるようになったことを記念して、このウォーキング大会が開催されました。

国東市のホームページのお知らせより
http://web.city.kunisaki.oita.jp/bunkazaika/manabinomiti.jsp

大分合同新聞の「国東新聞」で紹介された記事(1月13日朝刊)より
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126334652451.html


そんなみなさんの熱意と、三浦梅園の熱意を伝えるために、ケーブルテレビの女性レポーターと、私(カメラマン)も16キロの道のりを歩くことにしました。

共感するためです。




県内各地から老若男女130名が集まり、山を越え、谷を越え、川を渡りながら、約6時間かけて杵築まで歩きました。




アスファルトの道路も通りますが、ほとんどはケモノ道と呼ばれるような山道です。
初めて歩く道なので、どこを歩いているのか、あとどのくらいで次のポイントに着くのか、今なんキロ歩いたのか、
まったくわかりません。

上り坂ももちろんなんですが、下り坂になると、ヒザがガクガクします。

参加者のみなさんから、「重いカメラを持って、撮影しながら歩くのは大変でしょ」と声をかけてくださいます。
本当にうれしいです。



でも、カメラを持っていなくても、日頃こんなに歩くことのない私にとって、とてもキツイ6時間でした。




しばらくは、ウォーキングの取材は入れないようにしたいというのが本音です。

でも、良い経験をしました。

参加されたみなさん、おつかれさまでした。



夕方帰ってから、つかれをとるために、別府の「ひょうたん温泉」に行きました。
足が痛かったので、ここの打たせ湯で、両足を刺激しました。




つかれはすっかり取れたのですが、歩けません。

「足が棒になる。」とは、まさしくこのことです。

明日も、心配。

大分合同新聞 2月9日朝刊に出ました
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126567428487.html


このウォーキング大会の様子は、2月12日(金)午後7:00〜のケーブルテレビ共同制作番組、
「週刊ケーブル7」で、県内のケーブルテレビ局を通じてダイジェスト放送する予定です。


国東市内での長編番組の放送は、3月になってからです。