大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

総合事後研修レポート(4)

10月24日(土)、九石ドームで開催された、「第30回大分県少年の船」の総合事後研修会。

この研修会のレポートを続けます。




30分の班タイムが終了し、みんな笑顔でスタンドへ。

班長さんが班旗を持って、班員たちを案内する場面では、本研修の記憶がよみがえりましたね。




13:30 全体会が始まりました。

久々に、「みんな〜 元気」 う〜ん、気持ちいいなぁ

後藤団長、城井顧問、山田顧問のあいさつのあと、団員を代表して3人が感想発表をしてくれました。



10班の田中さん(小6)は、次のように発表しました。



少年の船に応募したきっかけは、何かがんばれることに挑戦したかったから。
最初は班のみんなに話しかけるのに勇気がいった。気持ちを言葉にすることの大切さがわかった。
ファイナルパーティーでは涙がこぼれた。
少年の船から帰って、自分に自信が持てるようになって、2学期は学級委員長になった。
あきらめる前に行動に移すことを心がけ、少しの自信を大きな自信につなげていきたい。


18班の副班長、多田さん(中3)は、



少年の船で今でも心に深く残っていることが2つある。
一つは、沖縄のひめゆり平和祈念資料館で聞いた、ひめゆり部隊のおばあさんのお話。
おばあさんは、60年以上も前のことが昨日のことのように思い出されると話した。
私たちが毎日学校に行けることを、ありがたく思わなければならない。
もう一つは、ファイナルパーティで大きな感動をしたこと。
みんなの笑顔が増えていったけど、最後は涙。
みんながお互いを思いやって一つになれた。この5日間は忘れることのない一生の思い出です。
思いやり・仲間の大切さ・今を精一杯生きる・・・このことを学びました。


そして、23班の班長、御手洗君(高3)



班長の仕事をして、最初思っていた内容と全く違った。
だんだんと班長の気持ちが班員に伝わっていった。
ファイナルパーティーのとき、「ともだちになるために」を歌ったとき、班員が泣いているのを見て感動した。
それまでのつらかったことがなくなり、別れたくないという気持ちが強くなった。
班員、班長、副班長、スタッフのみなさんのおかげでとてもすばらしい体験ができた。
学校では学べない、ルールを守ることの大切さや、人をまとめることの大変さがわかった。
これからの学校生活や将来に生かして行きたいと思う。


3人とも、すばらしい感想発表でした。ありがとうございました。

でも600人全員が、それぞれの思い出や、これからがんばることを心に秘めていると思います。
今の気持ちを、ずっと持ち続けてほしいと願っています。


全体会の終了の際、みんなのお世話をしてくれた班長・副班長・リーダー・運営委員のみなさんに、大きな拍手をおくっていただきました。

全体会は、以上で終了。

団員や保護者のみなさんは、アルバム・DVDの引き換え、そしてスナップ写真の注文をして、帰っていきました。



スタンドでは、別れを惜しむ班員たちの姿がありました。





みんな、元気でネ