大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

影のスタッフ紹介(保健係さん)

ちょっと少年の船からネタが脱線してごめんなさい。

今日は、たくさんのみんながお世話になった保健係さんを紹介します。



運営委員1名、リーダー2名、医師1名、看護師さん3名の計7名の保健係です。

ふじ丸の談話室に設置した「保健室」にいて、みなさんの心と体のケアをしてくれましたね。


行きはおだやかな波だったので、船酔いで保健室を利用する人は少なめだったと聞いています。
でも、1日目、2日目とも約70人が保健係さんのお世話になってるんですよ!

初めての船旅、初めての一人、初めての集団生活・・・など初めてづくしの少船では、精神的な病(やまい)も発生します。


(保健運営委員さんと医師の中山先生)
保健係はみなさんに安心して、研修に参加してほしいと願って、最善の処置をしてくれました。


4日目に沖縄を出港したあと、台風の影響で3メートルの波で船がゆれ始めたとたん、一気に船酔いした子が続出し、250人を超えたそうです。
当然、保健室はラッシュアワーのように混雑しました。
これは、最終日の夕方近くまで続きました。

それでも、一人ひとりに注射や薬、そしてやさしい声をかけてくれた保健係さんたち。
お世話になった人は、感謝の気持ちでいっぱいだよね!


保健係さんは、班長さんが班員を心配そうに肩や背中に手を回して保健室につれてくる姿と、元気になって「ありがとうございました」と言って、帰っていく姿にやりがいを感じたそうです。
また、障がい児団員のいる班で、献身的にお世話をしてくれた副班長さんをはじめ、班長さんと班員のみんなの姿にも喜んでいましたよ。

保健係をして、子どもたちにとって貴重な体験ができる少年の船のすばらしさを実感したそうです。

少船を、本当の意味で、で支えてくれた医師の先生と保健スタッフのみなさんに感謝いたします。

本当にありがとうございました。


by 船酔いの注射を打った運営委員長より