少年の船の思い出（３）

さわやかな一日でしたね。少船の夏もこんな天気なら申し分ないのですが・・・

昨日の話の続きです。
平成６年度第１５回大分県少年の船は、出発２日前に沖縄の南海上で発生した台風１６号のせいで、急きょ行き先を変更、「関西・四国・広島の旅」となりました。

当時リーダーだった私たちは、運営委員会での行き先変更という決定を聞いたとき、
「苦労して作ったマニュアルが、全部パァーになった。最初から作り直しだ！」
時間の無い中、使えるところはそのまま、そのほかは作り直しをしました。


※マニュアルとは、５日間のプログラムを活動ごとに細かくまとめた冊子で、１００ページくらいあります。運営委員・リーダーが作成して、班長・副班長にも配られます。



さて、船の行き先は、大阪城・万博公園プール・海遊館・奈良公園・東大寺大仏・法隆寺など関西で３日まで過ごし、
４日目は四国の金比羅宮にお参り。今でも覚えているのが、義足の男の子がみんなに励まされながら８００段の石段を登ったことですね。
これは少年の船の一番の感動シーンでした。



そして、今はないのかな？「レオマワールド」で遊び、
最終日は、広島の原爆ドーム・資料館を見学して、平和について学びました。



ちょっと修学旅行のような旅でしたが、８５０人が船での集団生活を通して体験したことは、貴重な思い出になりましたね。

でも、もし、今年、同じようなことがあったら大変だな
台風のときの代案は毎年考えているのですが、できれば使いたくないです。

みんなも沖縄に行きたいよね、絶対