大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

一応、シメ。

今日は3月31日、平成22年度最後の日でした。
仕事場では、業務の締めくくりだったり、人事異動で引継ぎがあったりしましたが、
私自身は、いつものように取材をしたり、編集をしたりしながら、一日が過ぎていきました。

明日から新年度が始まりますね。
いろいろあった22年度でしたが、気持ちを新たにして平成23年度を迎えたいと思います。


夜7時のNHKニュースで。
被災地で卒業式を実施できない小学校の先生たちが、
6年生の自宅を一軒一軒回って、卒業証書と記念品のオルゴールを手渡していました。
玄関先で卒業証書を右手・左手の順で受け取った女の子は、卒業式のために買っていたステキな服を着ていました。
オルゴールの音を聞きながら、6年間の思い出をかみしめていたことでしょう。

グッと来ました。

学校の敷地内にタイムカプセルを埋めた6年生。
中に入れたのは、20歳の自分への手紙でした。
男の子は、父の後を継いで、立派な漁師になっているそうです。

8年後、被災地が見違えるほど生まれ変わっていることを、祈らずにはいられませんでした。


お寺の前の桜はまだまだつぼみ。2000本のチューリップと一緒に咲きほこるのは、あと1週間くらい先になりそうです。


今年の春は少し遠いね。