大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

「キラキラの思い出」(50・ファイナル)

やっとぽかぽかのお正月になりました。
みなさん、もう動いてるんでしょうね。

私は今日まで家にいます。
お寺の用務をしながら、「箱根駅伝」(往路)を見ています。
駅伝の撮影方法を学習しています。あぁ、バイク撮影をしてみたいなぁ。

スタッフや団員のみなさん、年賀状をありがとうございました。
団員のみなさん、今、返事を書いています。

その中、ふじ丸から年賀状をいただきました。

来年の年賀状には、大分県少年の船の写真を使ってほしいなぁ・・・・なんてね

それでは、少年の船プレイバック「キラキラの思い出」の第50話、最終回を書きたいと思います。

5日目・2010年7月31日


夕焼けにそまる大在公共埠頭。班ごとのお別れ式も、そろそろシメの時間です。
涼しい風が、ちょっぴり切なさを感じさせます。




「ともだちになるために」を涙で歌った班員たちは、最後の儀式を行います。
もちろん、プログラムにもマニュアルにも載っていない儀式です。





少年の船の成功を祝い、お互いの努力をたたえ、結ばれた友情を確認し、そして再会を約束して投げた帽子は、
大空に吸い込まれました。




そんな団員達の様子を、無事に勤めを終えたふじ丸が、あたたかく見つめていました。

小学生団員達は、5日ぶりに我が家へと帰っていきました。
車の中では、たっくさんの思い出話をマシンガンのようにしゃべりまくり、そしてコトンと眠りについた・・・と、
家族の方からのコメントが多数ありました。
きっと、その寝顔も笑っていたんでしょうね。



さて、班ごとのお別れ式のあと、班長・副班長は最後の任務。
班長は班旗の返却、班長は解散の報告です。





マニュアルにはきちんと掲載されています。


すべての報告が終わると、班長達が生活運営委員を胴上げし始めました。




渡辺運営委員も上がりました。そして泣いています。

その後、班長や副班長は記念撮影。








同じ苦しみや喜びを味わったみんな、涙がこぼれたその顔は達成感に満ち溢れています。
不安いっぱいの出発の朝とは、まるで別人のように生まれ変わった中高生たちです。




バスで大分駅まで行く班長達を見送りました。



ふじ丸へ、
31回目の夏が終わりました。
5日間お世話になりました。本当にありがとうございました。
2011年の夏、この場所でこんな感動シーンを見させてください。




解団式後、全員で「みんな、元気



「キラキラの思い出」 完



このブログを見てくださったみなさんへ、
長いお付き合いをいただき、ありがとうございました。
第31回大分県少年の船プレイバック「キラキラの思い出」は、この回をもって終了です。

年をまたいだのは、今年の夏、「第32回大分県少年の船」につなげたいという思いがあったからです。

私は、今年も乗船したいと思っています。
そして、何人かのスタッフとは、また同じ夏を過ごすことになるでしょう。
できれば、スタッフたちには引き続き、力を貸して欲しいと思います。

そして、班長、副班長、小学生のみなさん、
近い将来、一緒に少年の船を盛り上げましょう。

待っています。



少船ブログは、これからも続きます。よろしくお願いします。