「キラキラの思い出」（４２）

明日１２月２２日は「冬至」（とうじ）と言って、一年のうちで一番昼間（太陽が出てる）時間が短い日です。
今日は朝６時から撮影の仕事があったんだけど、真っ暗でしたね。

でも、あの夏・・・・海上から登る朝日は・・・・・早すぎて目が覚めたときには上がってたね。




５日目・７月３１日


「みなさん、おはようございます。
７月３１日（土）、少年の船５日目、とうとう最後の一日をむかえました。

団員のみなさん、もう起きていますか？
班長や副班長に言われなくても、きちんと朝の準備ができるようになったよね。

ふり返れば、
不安いっぱいで大きなふじ丸に乗船した１日目。
船に酔いながらもがんばり抜いた２日目。この日は沖縄の友だちもできました。
強い雨の中、バスに乗り込んだ３日目の朝。でも国際通りでは思う存分、買い物ができました。
４日目、青い空の下、青い海に飛び込んだ念願の海水浴。そして涙のファイナルパーティー。
そして、最後の朝。

みなさん、今日の夕方６時には、大分県へ帰り着きます。
たくさんの思い出を持って帰ってね。

それでは、リクエストにお答えしてもう１曲。
曲は、『めじろんダンス』」



これは、毎朝恒例の、「朝の放送」で、私がしゃべった内容です。

起床時間になると、生活係のリーダーさんが交代で朝の放送と音楽を流します。
話す内容や流す音楽は、リーダーさんが自分で考えています。

私が運営委員長になった第２８回から、最後の朝だけは、私にその担当をゆずってくれています。
班長会議やスタッフ会議では私もいろいろとお話をしますが、団員全員に対して話すのは、５日間の中で、この時間しかありません。
生活係さんの気配りに感謝です。

この放送で流した音楽は、２曲あります。

１曲目は、ヘキサゴンオールスターズの『僕らには翼がある』でした。
最終日だったので、少し切ないＢＧＭもいいかなぁ〜って。

これを部屋で聞いた富山リーダーは、今年も涙を流したのかな？


２曲目は、ラジオ体操の代わりに、『めじろんダンス』。
ねとぼけた体や頭でしたが、団員のみんなは部屋や通路で踊っていました。



みなさん、部屋では静かにしましょうね



少しストーリーが前後しましたが、気にしないでくださいね。