大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

研修を振り返って


運営委員長の中野です。



出港まで、あと2日となりました。

みなさん、心・体・荷物の準備はできたでしょうか

私も、今日、個人の荷物と、係の荷物を準備しました

スタッフと、高校生班長は、7月29日(水)18:00に一足早くふじ丸に乗り込みます。
班長や団員のみなさんが30日(木)の早朝にやってくるので、事前準備をするわけです。


昨年(第29回)の事前準備・・ふじ丸の前で開会式の整列の位置を確認する班長たち


これまでの研修会を振り返ってみたいと思います。




今年の春、正式に少船スタッフとして動き出してからちょうど4ヶ月がたちました。

最初は、運営委員やリーダーの募集から始まったのですが、今回はわりとスムーズにメンバーが決まりました。

5月になって、2度の運営委員会議。


今年の第2回運営委員会

第30回をステキな船にしよう!! と意気込んだものの、世界的に流行が始まった新型インフルエンザにより、正直、実施が危ぶまれた。

5月末、正式に実施が決定した。
感染予防に万全な体制をとることを条件に。



6月初旬、1泊2日のリーダー研修会を開催。

湯布院青少年の家に集まった若きリーダーたち。




係発表にドキドキしながらも、決められた係会議では、早くも少船モードに突入。

何もわからないままに参加したリーダーたちが、2日間の研修を終えた。





6月13日、県庁会議室で班長(高校生)・副班長(中学生)の研修会。



初めての顔合わせ。

過去の乗船経験者もいるが、班長・副班長としては初の任務。



少しぎこちない出会いだったが、午後には同じ班長・副班長同士で、会話もはずみだした。
でも、次の総合事前研修会でちゃんと説明ができるか・・・正直、不安だった。


7月5日、九州石油ドームを貸し切って、1000人を越える大規模な総合事前研修会を行なった。
小学校5・6年の団員480人と保護者のみなさんに、各係からの説明が始まる。



その後、各班に分けての班別研修。

班長・副班長が、頭や胸がいっぱいいっぱいで説明を続けた。



熱心に聞く団員のみなさん。
少しずつ笑顔が見えてきた。
おつかれさま、班長・副班長のみなさん。


7月18日、県庁会議室。

出発を2週間後にひかえ、最後の班長・副班長研修。



この日は「マニュアル」の読み合わせ。

マニュアルは班長・副班長・スタッフの命綱。

600人全員をつないでいます。




この日の班長・副班長の顔は、1ヶ月前とは大違い。すごく輝いていた。

これなら期待できると確信した。


最後に私は、班長たちにお願いした。

「自信をもって4泊5日を過ごしてほしい。8月3日に大分に帰って来たとき、晴れ晴れとした気持ちで、みんなで帽子を投げよう!」


実は、この日の夜、スタッフ全員で結団式を開催した。

役員・運営委員・リーダー・看護師・記録・添乗員など合計45人の懇親会。

地域も仕事も年齢も、みんな違う人たちが、第30回少船を成功させるという目標のために、一つにまとまった。

正直、やってよかった。


うれしかった。



そして、いよいよ目前にせまった本研修。

7月30日から8月3日までの少年の船。


私にとって、いえ、600人の団員一人ひとりにとって、どんな少船になるか、楽しみでもあり不安もあるだろう。

今年の少年の船の学習テーマは、「チャレンジ〜チェンジ」だ。

この5日間で、何か目標を決めて、それに向かってチャレンジしてほしい。

そして、自分をプラスに変えてほしい。


結果は、船の中では表れないかもしれない。

船を降りても、すぐには表れないかもしれない。

でも、いつかはきっと、その成果が表れる日が来るだろう。



今日は、地元の安岐町から、別府湾の向こうの大分市が、すっごく近くに見えた。



出発地の大在公共埠頭もわかった。


ドキドキの毎日


みんな、元気