大分県少年の船ブログ

「大分県少年の船の会」が開設する少船情報ブログです。 「第44回大分県少年の翼」開催決定!

影のスタッフ紹介(学習係さん)

今日のOBSニュースは、平和学習の放送でしたね。
今から62年前、日本で唯一の地上戦があった沖縄。
数え切れないほどの方が尊い命を亡くされました。
その悲しみは永遠に語り継がれます。
私たちは、少年の船に参加できたからこそ、こんな平和学習ができたのです。

そんな企画を立ててくれたのが、学習係さんです。



運営委員2名、リーダー3名の計5名の学習係、
少年の船の学習面の計画と指導を担当します。

まず初日の「少船わくわく広場」では、
学習係のリーダーさんが、沖縄や大分に関する○×クイズを出題。
「ふるさと」をメインテーマにして、みんなに楽しみながら勉強してもらおうと
学習リーダーはがんばりました。

つづいて、各青少年団体の活動を紹介する「団体活動オンステージ」も
学習リーダーの進行で行いました。
団体発表されたみなさんにも感謝します。



そして何よりも学習係が力を入れているのが、平和学習です。
みんなは、初日の夜に千羽鶴を折りました。
2日目のお昼には、船内で沖縄戦のビデオで、
悲惨な戦争の様子を見ました。
学習リーダーのわかりやすい解説も加えられました。

3日目の午後、私たちはひめゆりの塔と資料館を訪れ、
ひめゆり学徒隊のおばあさんの体験談をお聞きしました。
資料館では、沖縄戦に関するいろいろな資料や、
数多くの犠牲者の遺品、手紙や証言などが展示されています。

学習係は、この資料館でみんなが何を感じたのか・・・
とても気になります。



大分の塔では、代表者が線香や千羽鶴をお供えし、手を合わせました。
みんなで「ふるさと」を歌い、大分出身の兵士の霊をなぐさめました。

ヤングスタッフの集いでは、班長(高校生)たちの考える「ふるさと大分」についての討論会を企画。
進行は高校生2名、助言者として本来は広瀬知事さんでしたが参加できなかったため、
平松団長と、顧問として乗船していただいた安東さん(県生活環境部審議官)と富松さん(県教育委員会教育審議官)にお願いしました。
討論会がうまく進むかどうか、気になってしょうがない運営委員の2人でしたが班長たちはしっかりと意見を言い、時間が足りないほど充実した討論会でした。



さて、船内では、班タイムというプログラムが13コもあります。

大分の人に手紙を書いたり、思い出575という俳句を作ったり、
報告書(作文)を書いたりしましたが、
そのほとんどの担当を学習係が行いました。

最後の日、みんなが書いた作文を、下船ギリギリまでチェックしていたのは
学習係のみなさんです。
この作文は、10月27日の事後研修会のときに冊子になって配られます。



みんなの前に出ることは少ないけれど、
影でしっかりとみんなを支えてくれているのが
5名の学習係さんなのです。

みなさんは、この5日間で何を学びましたか


追伸
明日(9日)は、広瀬知事さんにお会いして、少年の船の報告をします。
出席者は班員代表2名、副班長1名、班長1名、平松団長と私です。
このブログにたくさんのアクセスとコメントがあったことも報告します。