12月15日(日)に大分市の日本文理大学・菅記念講堂で開催された「大分県少年の船40周年記念大会」の報告を続けます。
第1部の記念式典に続き、第2部は基調講演。
国立阿蘇青少年交流の家の北見靖直先生が「青少年教育の必要性と少年の船」について、会場内を走り回り、全員参加型で、ユーモアを交えながら、パワフルで熱いお話をしていただきました。
そして、第3部はパネルディスカッション、テーマは「少年の船の今後の展望について」です。
コーディネーターは、日本文理大学・人間力育成センター長の高見大介先生。
パネリストは、
少年の船を管轄している大分県生活環境部の宮迫敏郎部長、
運営委員の穴見友香里さん、
元運営委員長の私:中野浄昭の3人でした。
まず、それぞれの立場から、自己紹介、少年の船に乗船したきっかけを話しました。
穴見さんと私は、最初は自分で行きたいと希望して・・・ではなく、誘われた、勧められたのがきっかけで乗船しました。
でも、一度体験すると、その魅力にはまってしまったのです。
少年の船の魅力を語るコーナーでは、3人ともキリがないくらい、たくさんの魅力があふれ出ましたね。
私:中野もヒートアップして、スーツを脱いで少船ポロシャツになりました。
この記念大会には、中学生や高校生もたくさん参加してくれました。
パネリストから、「少年の船に参加してよかったか?」「将来の夢がありますか?」などの質問が出され、カラー用紙で「はい」「いいえ」を答え、何人かには自分の思いを語っていただきました。
少年の船が、大分の子どもたちの人材育成に一役買っていることが確信できました。
少年の船をこれからも継続していくには、さまざまな課題もあります。
莫大な経費もかかります。大分県民のみなさんに、理解をしていただかなければ税金は使えません。
私たち少年の船を経験した一人ひとりが、魅力と効果を叫び続けていく必要があります。
みんなが「少船応援団員」であってほしいと私は思います。
最後に、未来の少年の船を動かすであろう、中学生・高校生の「みんな元気!」で閉幕しました。
少年の船40回を迎えた節目に、このような記念大会が開催され、貴重な意見を述べさせていただき、そして、多くの仲間に会うことができたことを嬉しく思います。
関係者のみなさん、そして会場準備をしてくれた第40回のスタッフのみなさんに感謝します。
これからも大分県少年の船は、進み続けますよ。